GVS(Global Village for Students)(2019年3月)
- 生徒の活動・活躍
3月9日に校内で異文化理解プログラム、GVS(Global Village for Students)が行われ、中学3年生全員が参加しました。
このプログラムは通常の英語研修とは異なり、英語を学ぶ講座ではありません。22ヶ国から来日した30名の留学生と共通語としての英語を使って様々な活動を行う異文化理解プログラムです。
まずはオリエンテーションで「英語を話すこと!」「恥ずかしがらないこと!」「間違えたっていいんだよ!」と3つのルールを伝えられ、一緒にゲームをして盛り上がってから教室に向かいました。
教室では、6~7名のグループに分かれ、留学生から母国の紹介や日本で受けたカルチャーショックの話を聞き、母語を習いました。生徒たちは英語とフランス語に続き、3つ目に出会った外国語に熱心に耳を傾けてメモを取っていました。
昼食後は校舎案内の時間でした。グループ毎に校舎内をあちこち歩き回り、カリタスの校舎の魅力を伝えていました。
留学生からの突然の質問にもみんなで協力して答えていました。
午後のプレゼンテーションでは、今年度の新たな取り組みとしてSDGsに関する情報交換を行いました。
最初に外国語発表会で取り組んだSDGsの問題ついて各自で報告をした後に、留学生の母国が抱える社会問題や環境問題について話を聞きました。
そして、最後に一日の活動を振り返り、留学生から学んだことをポスターにまとめて発表しました。
英語漬けの長い一日でしたが、ふだん馴染みがない多くの国々について理解を深め、留学生の視点で日本を見つめ直す絶好の機会になりました。
さらに、日本の最新の知識や技術を母国に持ち帰って社会貢献をしたいという留学生の高い志に大きな刺激を受け、自分の進路について深く考えるきっかけになったはずです。