グローバル・リレー講演会
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6月11日(土)に中学3年生、高校1年生を対象とした「第10回グローバルリレー講演会」が行われました。
今回は、若者の社会参画を促進するNPO法人 Wake Up Japan 理事の長川美里さんにご講演いただきました。
長川さんは「東アジアの次世代が『近くて、遠い』と言わない社会を作る」をミッションに、東アジアの和解や社会課題に対しての教育プログラムを日英の両言語で多数実施していらっしゃいます。
講演では、「どんな社会にしたいか」「何をして生きたいか」「どんな風に生きたいか」の3つの問いに答える形でお話くださいました。
講演会後のアンケートで寄せられた生徒の声をご紹介します。
「今回の講演会を聞いて、社会を変えたいという気持ちから、社会は変えられるという気持ちに変化した」
「将来のことを軽く考えていたけれどちゃんと考えようと思えた」
「わたしは日中韓の関係に対して日本からの視点でしか見ていなかったので、日中韓それぞれが色々な視点から問題を見てみるとなにか変わるのかなと思った」
講演会の後は、有志の生徒たちと「東アジアの国々と日本の問題について知る」を目標にワークショップを行いました。
3つのテーマ(尖閣諸島問題・慰安婦問題・徴用工問題)のうち、興味のあるテーマごとにグループに分かれ、
①調べる(資料を見て付箋に情報を書き込む)
→②ディスカッション(日本と韓国/中国のそれぞれの主張を確認する)
→③全体で発表
の流れで知識を深めました。
講演会の紹介動画とワークシートの作成、ワークショップの内容構成・当日の進行は、全て生徒が行いました。
講師の長川さんも絶賛してくださり、それぞれが充実した時間を過ごせたようです。