中1 地学実習
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11月7日(火)に、中学1年生が理科校外研修として、生田緑地へ行きました。
多摩川の近くにあるというカリタスの立地を生かして、理科では「Tamalogy」という多摩川や多摩丘陵について総合的に学ぶ実習を行っています。生田緑地がある多摩丘陵も多摩川によって削られてつくられているので、今回はTamalogyとして地層観察を行ってきました。
生田緑地内の枡形山には、地層が見られる「露頭」という場所がいくつもあります。その地層を巡り、実物を見るだけでなく、触ったり、周囲の環境や地層の広がりを感じてもらったりと、五感を使って観察をしてきました。
地層からこの付近の地形や地質について考察を行いたいのですが、さすがに中学1年生が自力で行うのは難しいということで、同じく生田緑地内にあるかわさき宙と緑の科学館にご協力いただき、小グループに分かれてガイドをしていただきました。「そういうことが起きたから、こういう地層になったのか!」「確かにさっきの地層と違う!」など、発見がたくさんあったと思います。ただの土ではなく、長い年月の大地の歴史が刻み込まれていることが伝わり、これまでと違った自然の見方ができるようになってもらえたらと思います。
かわさき宙と緑の科学館の見学もさせていただきました。生徒たちは地層に関する展示を見て理解を深めたり、生田緑地内の生物に関する展示を見て楽しんだりしていました。