中3 研修旅行
- 行事・生活
- 探究的な学び
10月31日(火)から11月3日(金)まで、中学3年生は長崎研修旅行に行ってまいりました。長崎では晴天に恵まれ、汗ばむほどの陽気でした。
1日目は、平和学習です。長崎空港到着後に、平和記念公園と原爆資料館に行き、被爆者の方の講話を聞きました。戦争や被爆後の様子について細かく語られる講話には、生徒も引き込まれて、真剣に平和や戦争について考える日になりました。
2日目は高速船で100kmほど離れた上五島を訪ね、潜伏キリシタンが信仰を守り抜いた舞台を巡りました。うどんの里では五島うどんと塩プリンに舌鼓を打ち、ロザリオ作りを体験しました。海水浴場にも立ち寄ることができ、生徒たちはヤドカリを見つけて喜んだり、記念撮影をしたりと、楽しいひと時を過ごしました。
3日目は班別自主行動です。班ごとに事前学習を行った上で、それぞれの班がグラバー園、出島、歴史博物館、長崎大学などに行き、フィールドワークを行いました。夜は国宝大浦天主堂で、西経一神父様の司式による平和祈念ミサにあずかりました。「あなたはいい子、愛されている」という神父様のお言葉にすすり泣く生徒もいて、温かな雰囲気に包まれました。
最終日は、二十六聖人記念館を見学し、信仰を貫いて殉教した人々に思いを巡らせました。そのあと、長崎駅併設のかもめ市場で思い思いに買い物を楽しみ、一路羽田への途につきました。
この研修旅行で、生徒たちは心を揺さぶる多くの出会い、出来事に触れることができました。私たちを温かく迎えてくださった長崎の方々に感謝いたします。