お知らせ

理科 尾瀬野外研修

7月に理科の校外研修として尾瀬野外研修が実施されました。コロナ禍でしばらく休止していましたが、5年ぶりに復活し、高校1年生と2年生の計21名と2泊3日で尾瀬を横断する企画です。

3日とも雨予報でしたが、1日目は無事に降られずに鳩待峠から見晴まで、尾瀬ヶ原を歩いて尾瀬らしい景色や植物を堪能しました。夜にはホタルもたくさん見られ、星も雲の間から少し顔を出してくれました。

2日目は白砂峠を越える、3日間で最も高低差のあるルートを歩きます。高低差があるため、植生の違いを見ることができるルートです。生徒からは「森の雰囲気が変わってきたかも」という言葉もあったので、しっかり体感することができたようです。「こんなに登山だと思わなかった!」と言いつつ、みんな一生懸命頑張って峠を越え、「達成感がすごい!!」と到着した先に広がる尾瀬沼を眺めていました。

3日目は朝から雨でしたが、「晴れと雨の両方の尾瀬が楽しめるね。」と前向きに話す生徒もいました。レインウェアをしっかり着込んで出発しました。時々足を水に入れないと渡れない場所も出てきてしまいましたが、そんなときも「こんな体験したことないから面白い!」と楽しもうとする姿が素敵でした。

体力的にはハードな3日間でしたが、生徒達は自然にたくさん触れ、友人と心ゆくまで楽しむことができたようでした。「生物・地理・古典などの授業で学んできたことを、実際に感じられた。」という感想もあり、理科だけでなくたくさんのことを吸収してくれたようです。