2025 CARITAS GUIDE BOOK
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テラステラス 自ら学ぶ姿勢を重んじるカリタスの教育の特徴があらわれた「教科センター方式」。各教科の教室は、教科ゾーンとしてまとまっており、生徒は授業ごとに、各教科の教室へ移動して授業に参加します。その中心に「教科センター」があります。テラス例えば、12クラスは社会室2で朝礼・終礼を行います。 社会室112HB1年コーナー1階社会科センター11HB社会室2社会科準備室社会室3社会室414HB13HB15HBテラス国語科センターホームベース3 / Caritas Guide Book教育の特色この方式では、先生を待つのではなく自分から授業を受けにいくことになります。それによって、生徒の意識が高まり、主体的・能動的な学習姿勢が育ちます。いつどこへ何を持って移動するか、というような一日の行動計画が自分で決められるようになり、指示を待つのではなく自分で考えて行動するようになります。自律的な学習姿勢を育てる。【例】 社会科ゾーン1階教科センターには、その教科の学習に関連したさまざまな資料や展示があり、加えて生徒からの発信もあり、このことは生徒同士の学び合いの機会を作り出します。また、コンピュータを使った調べ学習もできますし、他の学年の活動を知ることもできます。教科センターは、授業以外でも興味関心に応じて学習を深める場となります。授業以外の学習の場をつくる。左の図の「HB」は各クラスのホームベースのことです。ホームベースには、各自のロッカーや下駄箱などがあります。生徒が登校してくると、まず自分のクラスのホームベースに立ち寄り、一日の生活の準備をします。このホームベースの活用により、教科教室に生活部分を持ち込むことなく、教室を学習の場として確立させています。クラスの朝礼・終礼などは、ホームベースに隣接する教室で行われます。学年はゾーンごとにまとまっており、例えば、社会科ゾーンの1階は、中学1年生のゾーンでもあります。クラスや学年のまとまりも大切にしています。全校の生徒が校内の様々な場所に移動するので、同じクラスの生徒だけでなくいろいろな人と顔を合わせることになります。上級生や下級生、教職員などと出会うことで人間関係が広がり、礼儀や思いやりを学ぶ機会も増えます。また、自分のクラス以外にも安らげる場所を見つけることができます。交流の機会を多くする。教科センター方式のねらい

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