生徒一人ひとりが自ら学び、探究していくために、ICT(情報通信技術)を積極的に活用しています。
また、ICTによって双方向のコミュニケーションがより活発になり、
対話的・協働的な学びも様々な場面で実現しています。
1人1台iPad
電子黒板
学びを支えるICT
ICTで主体的・対話的で 深い学びを
授業中、「ロイロノート」を使って教員から課題が配信され 、生徒たちはその場で課題に取り組んで提出します。提出された解答の一覧がスマートボードに映し出され、クラス内で共有されます。他の人の解答を知ることで、多角的に学びを深めていくことができます。
電子黒板は生徒のプレゼンテーションにも使われます。生徒たちは「Googleスライド」などを使ってスライドを作り、iPadの画面を電子黒板に投影してプレゼンテーションを行います。
また、グループで探究活動を行う場合、情報の共有がかかせません。「ロイロノート」を使い、それぞれが集めた情報をカードにして送りあったり、「Googleドキュメント」を使って共同編集しながら内容をまとめたり、といった活動も行われています。
コロナ禍でも学びを止めない
ICTは学びの選択肢を大きく広げてくれました。新型コロナウィルス感染症の影響で休校要請が出された際にも、いち早くオンライン授業を実施することができました。クラブなどの生徒活動をオンラインで行ったり、オンライン自習室を開いたりもしてきました。マルグリット祭(文化祭)もオンラインで開催しました。
ICTで自ら学ぶ力を育てる
ICTを活用しながら主体的に学びに向かう生徒たちの姿が、あちこちで見られます。「Qubena」を使って数学の問題に取り組んだり、「Reading Ocean」を使って英語の多読に挑戦したりと、生徒たちは自ら積極的に学習を進めています。
長期休みには、オンラインでつながりながら朝から各自で学習に取り組む「オンライン朝学習」という取り組みも行われています。
ICTで生徒活動をより豊かに
ICTは授業だけでなく、クラブや委員会、奉仕活動などの生徒活動でも活用されています。iPadを使ってインターネットで情報を収集したり、ポスターや動画を作成したりといった使い方はもちろん、教員が思いつかないような使い方をする生徒もいて、その柔軟な発想とICTスキルに驚かされることもあります。
ICTで広がる世界
ICTにより、学校の外とつながることも容易になりました。社会で活躍する様々な方にオンラインで講演をお願いしたり、海外の学校とオンラインで交流を深めたりと、様々な新しい「出会い」の可能性が広がっています。