中1地理 授業の風景
- 探究的な学び
中学1年生は現在、地理の授業で「人々の生活と環境(世界のさまざまな気候)」を学んでいます。
生徒たちはグループに分かれ、担当の気候区分について図書館の書籍や各自のiPadでのインターネット検索を用いて調べたものを、スライドにまとめて発表しました。発表者以外の生徒はメモを取りながらクラスメイトの発表によく耳を傾けていました。
世界地理への興味を持ち、細かい語句を覚えることよりもまず、書籍を中心とした資料を読み、教科書にはないような写真や説明を見て、「世界には自分たちとは異なる気候や暮らしがたくさんある」ということを知る楽しみを重視した授業です。
調べる段階ではどのような本を見ればよいのかなど苦戦している生徒も多くいましたが、発表ではイラストや写真を用いたり、途中でクイズを交えたり、手作りのワークシートをスライドと併用したりと、どの班も工夫がたくさん詰まった発表となりました。
中1地理担当教員の声を紹介します。
各班がどうしたら聞いている人に伝えられるかということを考えて発表していると感じました。準備の段階では「この写真で興味を引く予定です」と具体的に話をしてくれた生徒もいました。
今後は世界の諸地域の学習をしていきますが、今回生徒たちが発表してくれた生活と環境の関係性、各地の生活の特色をより深めていくことができると良いなと考えています。