理科×数学の教科横断型授業を行いました
- 探究的な学び
先日、高校2年生では理科(生物)と数学の教科横断型授業が行われました。
高校2年生理科の生物の進化に関する授業では、これから「集団遺伝学」を学びます。
そこで今回はウォーミングアップとして、現在の日本人の血液型の割合から、次の世代ではどのような割合になるかを数学の場合の数・確率で学んだ知識を使い、数学科教員の指導の元で実際に計算してみました。そして、その結果をふまえて、生物の教員が遺伝子頻度やハーディ・ワインベルグの法則について解説をしました。
自分たちの計算結果が教科書に載っている法則につながることが確認でき、生徒たちの理解も一層深まったようです。
ところで、本校では年に数回、教員同士が授業を見学してお互いの授業力向上を目指す職員研修を行っています。この授業は公開授業の一つとして他教科の教員にも見学されました。生徒たちの興味を見極めつつ、教科の枠を越えて、広く学びの楽しさを実感する授業作りの大切さを改めて確認する、教員にとっても学びのあるよい機会となりました。