カトリック学校であるカリタスでは、キリスト教の価値観と創立者の精神に基づいて教育を行っています。
その教育理念は、「祈る心」「学ぶ心」「交わる心」「奉仕する心」という「4つの心」で表されます。
Confiance
祈る心
神に心を開き信頼する人間を育てる教育
限りない可能性とともにさまざまな限界や弱さをもつ人間。私たちはそのようなものとして“永遠なるもの”にあこがれます。カリタスの子どもたちは、落ち着いた思いやりあふれる環境の中で、この永遠なるもの「神」に気づき、神への信頼と感謝のうちに世界や人生の意味を理解していきます。
Ēpanouissement
学ぶ心
一人ひとりの可能性を十全に伸ばす教育
人間は一人ひとり神から生命・知性・自由意思を与えられ、神に愛されているかけがえのない存在です。 カリタスでは、子どもたち一人ひとりが神から与えられたそれぞれの才能を充分に伸ばし、 社会に貢献できる自律した人間へと成長していきます。
Communion
交わる心
普遍的愛の心を育てる教育
「普遍的愛の母」と称えられる聖マルグリット・デュービル。 カリタスの子どもたちは、「互いに愛し合いなさい」というイエスの呼びかけに応えて、創立者の生き方にならい、 身近な人々だけでなく、民族や国籍、宗教や文化を超えてすべての人々を愛することを学んでいきます。
Service
奉仕する心
福音的社会をめざして奉仕する人間を育てる教育
福音的社会とは「最も小さな者」が尊重される、愛と平和と正義に満ちた社会のことです。 カリタスの子どもたちは、「仕えられるためではなく、仕えるためにきた」と言われたイエスの教えに従い、人のため、 特に恵まれない人々のために奉仕できる人間へと育っていきます。